メデューサ

このところ、シリーズ化してきた、
ウチのちびっこ果実たち。

今日は、柿の実です。
真ん中の茶色い部分は、晩春に咲いた
柿の花。花ガラがまだくっついています。

花ガラをつまむと、スルッと外れます。
そうすると、ちびっこながら、
中はちゃんと、柿の実の姿をしています。
ヘタが大きくてエリザベスカラーみたい。
ちびっこ柿を守っているんでしょうね。
うーん、素晴らしい。こういう場面をじっと見ているのが好きです。
毎年、同じトコで感心して、同じような写真を残しているカモ…汗

消毒とか、殺虫とか、そういうのはしないので、
これから暑くなって、柿の実は、ヘタクイムシの被害にあったり
鳥たちのごはんになったりするんだろうけど、
虫と、鳥と、分け合って、最後まで負けないで頑張った、
少しの甘い実をもらえればいいや、と思っています。

なんてしおらしい私。。。( ̄ー ̄* )

には訳があります。

引っ越してきたばかりのころ、
どの柿が甘いのか、全然区別がつかなくて、
見境なく、がぶりと食べた柿のうちの1つが、

キョーフの渋柿でした。

渋柿の破壊力はすごいですよ。
瞬時に、口の中が石化。メデューサ状態( ̄◇ ̄;)
うがいをしても全然シブがはがれず、
タワシと洗剤で、口の中を洗いたいとさえ思いました。

そのシブい経験以来、
まずは、虫さん、鳥さんたちに味見をしてもらって、
オッケーそうだったら、ほんの少しいただく。
なんだか怪しげな雰囲気を漂わせている柿は
はじめから口に入れない!を
固く守っているのでした。ほほ。